2012年6月14日木曜日

"高速道路にかかる月"

たんぼでのライブ直前、名前は忘れたが大きな池がありバンドメンバー全員ボートに乗せてもらうことになった。
ボートにはエンジンではなくモーターが搭載してあり救命胴衣を着け転覆するんではないかと不安定でヒヤヒヤした。あしたのジョーがプリントされたトレーナーの船頭さん、見た目はコワモテだったがとても優しく丁寧に池の説明をしてくれた。
池の周りを一周しながら生い茂る樹木に紛れる白鷺をずっと見ていた。

ライブ後、暫しの間過ごし次の会場まで向かう。同じ三豊市内なのでそんなに時間がかからなかった。
着いたのは骨董屋兼茶店のレイジーボーン。
建物の周りは蔦で覆われいろんな古道具が置かれている。店内にはカメラやいろんな骨董品がありそれなりに値打ちがあるようなものばかりだった。

既に機材のセッティングが行われ、ちゃんとPAも用意されアップライトのピアノもあった。
意外にも大きな音が出せた。白坂くんのドラムがいい感じに響きちゃんとステレオ感が出ていた。
禁欲ズ、ワキイチさん、狩野さんと続いて自分たちの演奏。かなり落ち着いて演奏出来た。
終演後、お客さんの1人にいろんなことを聞かれた。自分たちのバンドは意外とめずらしいのだろう。店内の麦わら帽子が視界に入る。

それから禁欲ズの家族が経営しているカレー屋へ。狩野さんを始め香川の人々に別れの挨拶をして大阪を目指す。

とても長い一日だった。帰路の途中まだ家に着いてないのに眠り、今日一日過ごした時の夢を見た。

ふと目が覚めるとまだ淡路島。
まだ旅は終わらない。

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